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統計基礎コース (記述統計編) 開催終了

☆☆活動レポート:学習分析学会 副理事長 堤宇一☆☆
 こんにちは、堤宇一@学習分析学会です。7月23日(土)に「統計基礎コース記述統計編」を開催いたしました。参加人数は、15名でした。
本セミナーの講師は、前回1月30日に担当いただいた寺尾敦氏(学習分析学会 理事&青山学院大学 社会情報学部 准教授)です。本セミナーは前回のセミナーで課題になった点を大幅に改善し実施いたしました。インストラクショナルデザイナーとして筆者が改善した内容と改善結果を活動レポートとして報告させていただきます。
■前回のセミナーの課題
高い意識の受講者、専門性とファシリテーションスキルの優れた講師という恵まれた条件のセミナーでした。しかしながら、学習目標に全員が到達することができませんでした。レベル1測定の結果は、満足度の高い群(4.5点/満点5点)と満足度の低い群(2.5/満点5点)に完全に2分されました。
このような評価結果を招いた原因は、受講者の前提知識(入口)の違いだと推測されます。学習者の前提知識を筆者自身が、記述統計レベルは十分にクリアした方が参加するものと勝手に思い込み、記述統計に関する学習をウォーミングアップと位置づけセミナーを設計してしまいました。しかし、実際にご受講いただいた半数の方は、予想に反して基礎部分も十分ではありませんでした。
参加者の前提条件を見誤るという大きなミスを犯してしまいました。
■今回の学習コンセプトと評価結果
今回のセミナーは、7時間で記述統計のイロハを学ぶという内容に再設定しました。具体的には、学習目標と主要な学習項目を次のように整理しました。
【学習項目】
●大量のデータをグラフ、図表、集計表、代表値や標準偏差等を用いて要約し、合理的な意味を導き出せるようになる。
●データの尺度水準を認識し、適切な統計手法を用いて分析できるようになる。
●自己の業務の中で、統計知識の必要場面や活用イメージを説明できるようになる。
【主要学習項目】
●データの種類(量的データ、質的データ、尺度水準)
●統計グラフ(棒グラフ、ヒストグラム、箱ひげ図、散布図)
●データの集計(度数分布表、クロス集計表)
●データの代表値(平均値、中央値、最頻値)
●データの散らばり(分散、標準偏差、変動係数、四分位範囲、相関係数)
 統計学の入門書を手にしても、統計学の独特の用語(例えば“変数”“尺度”“偏差”“分散”といったような単語)は、感覚的に捉えることが初学者には難しい。その上、紙面に数式が並んだ瞬間に頭はパニックになってしまいます。
今回は、そのような点に配慮しながら数式を殆ど使わず。そして専門用語を丁寧に解説するなど相当な注意を払い学習活動を進めてまいりました。そのインストラクションが功を奏し、15名の参加者のうち“大満足”の5点をつけたのが7名、“満足”の4点をつけたのが5名という高い評価をいただきました。
■更なる課題
学習内容を大幅に見直し、学習項目を縛り込んだおかげで、参加者の満足度レベルは大幅にアップいたしました。しかし実施してみて更なる課題が発見されました。
先ず一つが、excelの操作スキルが参加者間でばらつきがあることです。もう一つが、参加者の持参するPCにインストールされているexcelのversionがバラバラであるという点です。
versionが異なりは各機能の配置や画面デザインの異なりを意味し、講師が準備した画面遷移のショット画面と参加者のPC上での画面が異なります。これにより不慣れな人は、操作に手こずり、統計の理解に集中できないという新たな課題が出現してまいりました。
 次回9月には、本セミナーのアドバンス「推測統計の基本セミナー」を開催いたします。それまでに、これら課題の軽減を図る必要がでてきました。
以上
開催日 2016年07月23日(土) 10:00~18:00
開催概要  本セミナーは、統計初心者を対象に記述統計のイロハを分かりやすく解説していく講座です。学習内容の難易度は「統計検定3級」レベル相当になります。具体的な学習項目は「尺度水準」「クロス集計」「グラフの種類」「代表値」「標準偏差」などを扱います。
 また、学習の進め方は、数学的な説明は最小限にとどめ、統計に関する基本事項を講義と演習で押さえます。また、内容をより深く理解し、実務で使用できるようになるために、データの要約分析演習をExcelを用いて行います。
 本セミナー参加に際して、参加者ご自身でExcel2007以上のソフトウエアが入ったパソコンを準備でき、当日にセミナー会場に持参できることが必須条件となります。

【主要学習項目】
データの種類(量的データ、質的データ、尺度水準)
統計グラフ(棒グラフ、ヒストグラム、箱ひげ図、散布図)
データの集計(度数分布表、クロス集計表)
データの代表値(平均値、中央値、最頻値)
データの散らばり(分散、標準偏差、変動係数、四分位範囲、相関係数)

【参考書籍】
■『改訂版 統計の話』大村平著(日科技連)1、700円+税
■『初等統計学』P。 G。 ホーエル著(培風館)1、850円+税

【写真等記録情報の使用許諾のお願い】
 小会では、広報活動及び会員サービスの向上に活用するため、ビデオ撮影、音声収録、写真撮影、受講アンケートを実施しています。これら映像、音声、画像、コメント(以下、記録情報)は、小会の関わるWebコンテンツ及び紙媒体の配布資料等に活用させていただく可能性があります。
 小会活動へのご参加は、記録情報の活用にご承諾いただけたものとさせていただきます。
学習目標 ・大量のデータをグラフ、図表、集計表、代表値や標準偏差等を用いて要約し、合理的な意味を導き出せるようになる(知的技能)。
・データの尺度水準を認識し、適切な統計手法を用いて分析できるようになる(知的技能)。
・自己の業務の中で、統計知識の必要場面や活用イメージを説明できるようになる(言語情報)。
・今後も継続して統計を学び、業務の中で活用したくなる(態度)。
参加対象者 統計の初心者を対象としています。参加条件は、以下の3点を満たしてることが必要です。

1.数学の知識は、中学数学の内容が理解できるレベルを有していること。
2.Excelの操作が自分一人でできること。具体的には、データ入力ができ、簡単な集計ができる知識と操作スキルが必要になります。
3.Excel2007以上のソフトウエアが入ったパソコンを自分で準備できること。
講師 学習分析学会 理事 寺尾敦氏 (青山学院大学 社会情報学部 准教授)
会場 明治大学 駿河台校舎 紫紺館 S4会議室
千代田区神田小川町3-22-14
https://www.meiji.ac.jp/koyuka/shikonkan/copy_of_shikon.html
定員 20名
※最小催行人数6名。 開催1週間前に、お申込数が最小催行人数に満たない場合は、開催を中止させていただきますので、予めご了承ください。
参加費 ■会 員:¥10,000/人(税込) ■非会員:¥15,000/人(税込)
支払い方法と領収書発行 ■支払方法:当日会場受付時に現金支払を原則とします。

■領収書発行:領収書をご要望の方は、お申し込みの領収書欄に「宛名」をご入力ください。入力いただきましたお宛名で用意いたします。
キャンセルについて 申込後のキャンセルは、早めにご連絡ください。
開催の5日前より以下のキャンセル料金が発生いたします。なお、キャンセル料に関しては、後日請求となります。
・開催5日前~3日前のキャンセル料は、参加料の50%
・開催2日前~当日のキャンセル料は、参加料の100%
・連絡なしの不参加は、参加料の100%