インストラクショナルデザインの基礎コース-研修の企画と改善
11名の方々にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
開催日 | 2019年02月14日(木) 10:15~19:00 |
---|---|
開催概要 | 企業内で人材育成や研修業務に携わる方々への期待は、事業戦略を効果的に実行するための人材供給あるいは、従業員の能力開発の効果性を高めることといえるでしょう。それらの役割期待に応えるには、研修企画者(発注者)として、学習理論や事実に基づいた能力開発施策の企画を立案し、専門家(講師や教育企画会社など)からの提案やアイデアを合理性を持って検討、判断するための知識や技術を磨くことが必要になります。 本コースは、インストラクショナルデザイン理論(以下、ID理論)の本質的な考え方や重要事項の理解、それを実践に適用するための思考方法と留意点の獲得を狙いとしています。コース初日は、講義と小演習、全体演習を通してID理論の基本原則を掴みます。2日目は、2つのケース演習(研修開発の事例演習&研修改善の事例演習)を実施し、研修企画や改善をすすめるための実践力を強化します。 【開催日時】 1日目:2019年2月14日(木) 10:15-19:00 (開場9:45) 2日目:2019年2月15日(金) 09:45-17:00 (開場9:30) 【学習項目】 <1日目:ID理論の基本知識> 1.パフォーマンス向上と研修(研修の効用と限界) 研修の実施目的 パフォーマンスの低減要因 2.インストラクショナルデザイン(ID)の概要 IDの定義と研修設計のシステムアプローチモデル(ADDIEモデル) 研修設計&開発の全体概念モデル ニーズ分析・特定 学習目標の明確化の3要素 学習成果の分類(タキソノミー) 学習者・コンテキスト分析・前提条件 評価(学習目標到達の保証:事後評価テスト、評価の種類) 学習項目の構造化(学習内容の洗出し) 学習目標の系列化(学習の順序)(学習時間の見積り) 指導方略(手段・展開・環境/ガニェの9教授事象) 学習モチベーション(ARCSモデル) <2日目:IDの実践力強化> 3.総合演習(ID理論の活用実践力の強化) 1)研修企画演習:「研修企画概要書」を用いてIDの観点から研修を企画する 「神戸支店を蘇らせろ 会議の活性化施策」 2)研修改善演習:「IDチェックシート」を用いてIDの観点から研修の問題点を探る 「8割の参加者が意識を失う データリテラシー講座」 【参考書籍】 「教材設計マニュアル-独学を支援するために」 鈴木克明著 北大路書房 「教育効果測定の実践 企業の実例をひも解く」 堤宇一編著他 日科技連出版社 【申込受付の締切】 ■受付終了:2019年2月6日(金)14:00 ※ただし、申込人数が定員数に達した場合は、受付終了日時を待たずに受付を締め切ります。 【写真等記録情報の使用許諾のお願い】 小会では、広報活動及び会員サービスの向上に活用するため、ビデオ撮影、音声収録、写真撮影、受講アンケートを実施しています。これら映像、音声、画像、コメント(以下、記録情報)は、小会の関わるWebコンテンツ及び紙媒体の配布資料等に活用させていただく可能性があります。 小会活動へのご参加は、記録情報の活用にご承諾いただけたものとさせていただきます。 |
学習目標 | 1.与えられた事例に対して、「研修企画概要書」を用いてID理論に則り、最適な研修を企画できるようになる(知的技能)。 2.与えられた事例に対して、「IDチェックシート」を用いてID理論に則り、合理的な改善点や改善策を整理できるようになる(知的技能)。 3.学んだID理論を自分が企画する研修に活用したくなる(態度)。 |
参加対象者 | 本コースは、企業内研修に関わる方々を主要対象としており、以下に示す業務経験ならびに業務権限を有していることを想定して開発されています。 以下の条件を参加の前提条件とします。 ■担当する研修を持ち、自分の意思で研修の改訂活動が行える権限を有してる。 ■教育ベンダーや担当講師に研修の内容や方法に関する指示や依頼、打合せなどを自身の業務として行っている。 ■研修開発を実施した経験を有している。 ※集合研修の開発経験ならば、さらに良い。 |
講師 | NPO法人学習分析学会 副理事長 堤宇一氏 |
会場 | 明治大学 駿河台校舎 紫紺館 S2会議室 千代田区神田小川町3-22-14 https://www.meiji.ac.jp/koyuka/shikonkan/copy_of_shikon.html |
定員 | 12名 ※最低催行人数:4名。 開催1週間前までにお申込人数が、最低催行数に満たない場合は、中止とさせていただきます。 予めご了承ください。 |
参加費 | ■会員:45,000(税込) ■非会員:50,000(税込) ■再受講(会員&非会員):10,000(税込) ※再受講とは、「繰り返し学習」を支援するための制度です。以前受講したセミナーを、さらなる理解を目的に繰り返し受講することをさします。 ※再受講参加者は、ティーチングアシスタントとして、初学者の参加者の学習サポートにご協力ください。他者の学習をサポートすることで、より深い学びを実現する事ができます。 ※再受講希望の方は、申込フォームのコメント欄に「再受講」とご入力ください。 |
支払い方法と領収書発行 | ■支払方法:当日会場受付時での現金支払を原則とします。 ■領収書発行:領収書をご要望の方は、お申込みフォームの領収書欄に「領収書の宛名」をご入力ください。入力いただいた“お名前”で領収書をご用意いたします。 |
キャンセルについて | 申込後のキャンセルは、早めにご連絡ください。キャンセル規定は以下のとおりです。 開催の5日前より以下のキャンセル料金が発生いたします。なお、キャンセル料に関しては、後日請求となります。 ・開催5日前~3日前のキャンセル料は、参加料の50% ・開催2日前~当日のキャンセル料は、参加料の100% ・連絡なしの不参加は、参加料の100% |